弾きだされた気分だけれど
初めからいなかったのね
思い違いをするところだった
気温は冷えて喉の痛い
朝は生きた心地のしない
また繰り返す後悔と教訓
唯の決意に落ちないように
身に彫っておきたいほどの
だけれどそれは許されていないから
心に確と確と
人生どうにだってできるんだけど
その心に達するまでが1番むずかしくて
辿り着けないまま死ぬこともあるでしょう?
日は落ちても差し支えない
寂しさを感じないの?と人の問いても
一欠けらも感じないものよ
己の病苦に負けないように
繋いで紡いできたつもりでも
何者にもなれず何も残さず
唯に灰と散るか初冬