おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

世と己の在処

弾きだされた気分だけれど

初めからいなかったのね

思い違いをするところだった

 

気温は冷えて喉の痛い

朝は生きた心地のしない

また繰り返す後悔と教訓

 

唯の決意に落ちないように

身に彫っておきたいほどの

だけれどそれは許されていないから

心に確と確と

 

人生どうにだってできるんだけど

その心に達するまでが1番むずかしくて

辿り着けないまま死ぬこともあるでしょう?

 

日は落ちても差し支えない

寂しさを感じないの?と人の問いても

一欠けらも感じないものよ

 

己の病苦に負けないように

繋いで紡いできたつもりでも

何者にもなれず何も残さず

唯に灰と散るか初冬