おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

子夜の憂鬱

忘れてしまうよすぐに

たとえば愛されても

それを受けないようにできているから

 

覚えているよずっと

少しでも憎まれたら

それを感じすぎる本物の身体だから

 

抗えない運かな

なんにも学ばなかったツケかな

追い風の如く生命は

柔らかくなること望んでる

 

齧り付いた果実の甘い

飲み干したチョコの苦い

 

眠り落ちたら

日付が変わっていた

さよならも言えなかった昨日が

幾つも幾つもあって

もう二度と会えない

 

忘れてしまうよすぐに

たとえば愛されても