おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

この身は秋冬

許せないことが多くてね

年寄りじみたことばかり

窓辺でぼやいているだけさ

 

煮え切らないままでね

死んでゆくのだと見えた日は

どう足搔いてやろうかと思案して

 

小道をゆく子等はきっと

これから出会うか知らぬままか

いづれにしても羨ましいだけさ

 

許せないことが多すぎて

年だけ食って憚らず

窓辺に座っているだけさ