2020-12-15 冬の抒情 音楽 歌詞 ふうか 荒れはじめた両の手と 否が応でも冬の名を つぶやきましょう 並木の路は 葉も散りおえて 寒ざむと 達者かと呼ぶ声も 鬱陶しいが先に来て 振り払い躱す間に 消える命もあるものと 知ってはおっても儘ならぬ 軽はずみ 幾つかの言葉を 今でも許せずにいます 小さき者 その名の下に 死にゆく覚悟もあるのです 今は冬 抗っても受け入れても 霙交じりの風 まだに冬 呼んでも呼ばれても 応えないことあっていいでしょう