おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏のブレス

君がくれたブレスを見て耽るような

可愛げがまだあって

自分でも不思議に思うもの

遠ざかるほど近づいてくる

 

夏は行って

恋しくもなるもの

 

この赤に似合う海岸線

かざして遊ぼ

走ってこうよ

大人になってもなれなくても

まぶしい季節をありがと

 

波しぶきを思い描けば

冬は春にそして夏に

推し進められて

すぐに海辺へゆける

 

君が去っても

恋しくなるもの

 

明日にでも消えてゆく気持ち

摺り抜けて泣いちゃっても

大切な思い出は

きっと手のひらにおさまる

 

じっと見てたブレスが赤く光る

恋まじないの続きをしましょ