幸せな人には、わかりっこないから
向こう向いて
好きにしてて
不幸な人には、引きずられるから
こっち見ないで
勝手に生きて
そんな思い違いが後に
戦を生むか
平穏でいられるか
遠い遠い隣人の
光を受ける時は
恨めしくて
とても近くに感じる
天空人を
求めることもあるよね
何人たりと
見捨てること勿れ
泥に塗れた古い書物には
そう書いてあったそうな
今宵さみし人心には
一粒必要
酒か心遣りか涙か
何でもいいから紛らわせて
人の振り見て
我はどう生きるか
幸せな人には、わかりっこないよね
向こう向いて
好きにしてて