人って所詮ひとりで
産まれ堕ちた時点で孤独なものよ
それを家族だとか仲間だとかで
埋めてなめ合って慰める
そうやって
ぼんやりとした不安に
愛を上塗りするだけよ
1人の部屋につけ
雑踏の街につけ
例えば誰かの腕の中でさえ
強く強く孤独を感じてしまう人は
きっと
そんな本質を見抜いているだけ
その力が強いだけ
才と呼んでもいいんじゃないかしら
決して寂しいことではないわ
そんな考え方もいいんじゃないかしら
押し付けるつもりはないけどね
どうせ孤独だと嘆くことないわ
今孤独になったわけでもないわ
ただただ元々がそうなのよ
気づく力が強いだけ
今日もほら
何処にいたって
何をしたって
ひとりよ
それを本質をわかってしまって
強く感じているだけよ