おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

どちらにしても偏屈は

食べかけのパンを

どこかに放った

正常な時なら

考えられないよなことだ

 

そういえば

正常な時ってあったけな

自分で美しく仕立ててるだけだ

 

のらりくらり

今日も病み

埃被った偏屈を

神棚に

手放しで祭り上げるわけにはいかないな

まだほんの少し

こっち側に

意識が残っててよかった

 

追い越してった幾人もの

足の速い人

体力のある人

悔しいけどさ

 

悔しさを

悔しさと呼ばぬよに

してきたつもりだ

自分保つためには

 

ゆらり遠い

街の灯は

今日も自分酔いに

いい趣をくれるから

乗せられて

酔っぱらわないよに

苦しいって詞のために言わないように

 

のらりくらり

今日も病み

加速する偏屈に

待ったをかけるのは

自分しか

いないな

もう少し

こっち側に

意識を残しておかないとな