おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

冷えはじめた朝の夢

愛されていたはずの

それも夢見だったのかも

冷えはじめた朝に

蝶になった夢を見た

気がした

 

あぁ戻れないな

 

それだけ悟って時を見る

誰にでも与えられているはずの

確かな感覚さえ

遠ざかった朝だった

 

ひらひら舞っていたふりをして

認めてももらおうか

 

もう戻れないな

 

まだまだ入り組んでくる記憶

未来に怯えるようにできて

作りものでも愛おしい

狂ったばかりの朝だった