摘んできた花を踏みにじるのは
案外楽な道なのかもな
手を伸ばすんだ
人はすぐ空に
それが僕の持つ現実と
乖離しすぎて
やんなっちゃうな
ゼロでも100でもハンパでも
鐘が響けば陽は高く
今日も澄むよう成されるだろう
羊の群れは横目にあらず
きっと其方が世の真中だろう
流れくる水には容赦がないな
愛も憎悪も託そうとして
勝手なもんだ
人はすぐどこか
流れ行ってはくれないかと
単純なもんだ
やんなっちゃうな
それがわかる僕も同じかな
鈴生の実も
小高い丘も
景色と数えて済むのだろう
遠き旅人
神も同じに
きっと彼方へ追いやるだろう
鐘が響けば陽は高く
今日も澄むよう成されるだろう
知るか知らずか歌うたうなら
それがきっと世の真中だろう