おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

拝啓

連日連夜、春を愛でれば

いずれあちらに連れゆかれても

気づくことはないだろう

こんな長閑にも棲めるとは

 

あれ恐ろしやと口閉ざすのは容易い

忌み嫌って祭り上げるか

そんな次元の相手だろうか

 

所詮、叶わぬを知るために

遣わされた師だとして

なんと律儀に息吹とやらは

その責を果たしてくれる

 

敵うはずもない