おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

神隠し

私は祈りながら 祈るほか無いかと考えてた

悲しい生き物だよ

とても悲しい生き物だよ

 

貴方を隠し

幸せだと言えるところまで感受(おもい)を下げたの

心を乱し 苦しんでまで

掲げる夢の価値が知れない

 

見えるものも見えない

聞こえることも聞こえない

そう言えば楽になれる

願ったって届かない

信じた空も儚くて

どう思えば楽になれる?

 

貴方を隠し 世界は広がる

この世界で生きてゆける

貴方を隠し 世界は広がる

この世界で生きてゆける

 

貴方を隠し

幻だと言い聞かせて瞳を閉じるの

今ここにある現実さえ疑わしくて

声も出ないわ

 

両極に曳かれて

どちらも苦しい

どちらも愛しい

そう言って揺れているの

貴方が呼ぶ世界へ

私が足を着けた地へ

道はほら 陽炎のようで

 

貴方を隠し世界は広がる

この世界で生きてゆける

貴方を隠し世界は広がる

この世界で生きてゆける

 

この背を伝う震えは

私が生きてる証なのかな

風吹き雨降れば

いつかは流れて消えるのかな

 

私は祈りながら 祈るほか無いかと考えてた

悲しい生き物だよ

それはそれは悲しい生き物だよ

 

貴方を隠し

幸せだと言えるところまで感受(おもい)を下げたの

心を乱し 苦しんでまで

掲げる夢の価値が知れない

 

貴方を隠し世界は広がる

この世界で生きてゆける

貴方を隠し世界は広がる

この世界で生きてゆける

 

私は祈りながら祈るほか無いかと考えてた

悲しい生き物だよ

それはそれは悲しい生き物だよ