臥せった姿を部屋の入口 隙間から 見ていた姿が頭に残っていて どうしても離れないから 気を揉んで 珍しく 顔を見に行ってしまった 柄にもなく 此方の憂いなど知らぬよう 気の毒とは程遠く 彼女は窓の外を見ながら 澄んだ声で歌っていて 呆気にとられた僕を…
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