病慣れの少女はもう 薬師に通わなくなり さすれば彼方からの便りも絶え 熱日が続いた 道連れるように 加護も弱まる 五差路で離ればなれ もう二度と寄り向かぬ 秋祭りの灯には早い 託す関所なくて 花おえる理由もつかない 夏に倒れ込んだ あぁ病慣れとは恐ろ…
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