未来を捨てて 貴方も振り切って 町を出たのに 青春も忘れて 手紙も焼いて 帰らぬと決めたのに まだ夏も見えぬうちから 耳に脳に 波の音がザっと 来る来る 緩やかな浜辺ではなく もっと酷なほど 沈みこまれるのかと怯えるほど 波音は夏待たず 親の言葉は早く…
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