おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2023-04-03から1日間の記事一覧

零れ日は誰の所為

痛む喉を抑えながら 木々の間を迷い入る 春は大抵 目の覚めるように区切ってはこない いつの間に いつの間に 季節そのものがまやかしのようだ 人々の誉めそやす この日の零れるさま 私には息苦しく 肌を痛め またフイと顔背ける相手 美しければ 温かければ …