一気に暮れる怖ろしさ つるべ落とす間もないのでは お前を抱く秋宵の 夕餉前のお帰り そっと戸口をさする風 嫌というほど噎せる月 おいでおいでも飽きたか すぐに向かいたい 歯向かいたい落とし子の 暮れは暮れは 熟れた実を そっと頬張れ この地の暮らしに…
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