野分にやられた畑の 我楽多で遊ぶ子を もう慈しむことだけに 血を注ごうか 風は吹き返しの 気紛れ野郎 西へ開ける不利と 海風あたる日々の 凪とかわりばんこに 来んもんかね どしてこんなに野蛮かね 風邪はぶり返しの 人には言わじな ぐっと耐えてばかりおる…
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