当てもなき田舎町に 当てをつけてやって来る 古い男の西瓜売り 冷やす川も 裏に流れておらぬ 家族は次々に去っても 季節だけ来るものだから やって来る西瓜売り 大玉小玉 泣く子もいねぇか 木刀も仕舞ったままだ 甘い甘い薄赤の身は 頬張る笑顔のあってこそ …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。