おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2022-02-09から1日間の記事一覧

扉の前まで

また巣食う 夜半のしずか 抱きしめてくれた人は 旅を覚えた 聞き慣れないベルが この街のものか 只々夢想のパレードか 磔の絶望は 歴史に置いてきたはずが 血か魂か知れぬ何か 其れを通して私の身を痺れさす 枕元には決まりのBible 縋りついたが勝ちだとして…