野分、 また落ちて春 思い出すだけで凪ぐ 彼の心を射止めたかった 形見に近い 団扇ゆらゆら なんだって昨日今日 腹に落ちないことばかり 野分、 掻き分けてゆく こちらの好く好かぬに及ばず 所詮それだけの生き物 吹き返したい そんな幾つかの魂が うごめく…
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