眠れないわけでもないのに 刻一刻と丑の刻 待てど暮らせど来ぬ迎え 果たして此処に居ろという 静かな便り? 存外暮らし慣れた所為で また行き処が分からなくなってゆくというのに 古い節に乗せて 呪いとも経ともつかぬを 唱える唱える 大事はないか 苦しゅう…
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