棚に並んだ旧い物語 泣きかけた夜に啄ばみもする カビの匂いがふと来ても 潔癖を越える 会いたい誰か 助けてと声を出せぬ分は その中に潜ってゆくほか ペラ紙1枚の先に 愛を見るでも 恋しがるでもなく 本当に中に落ちてゆくほか ない身のこの身の重いこと …
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。