月のにおいがして やけに渇くわ 今夜 無に帰すのも有りね どうせ知られぬ身だもの たどったぼやけた灯りの先が 捨てられた塵でいっぱいの かなしいほしを後にするなら 月のにおいはもう 慣れた気もする 今夜 有難みは消えてゆくでしょう 朽ちた身だもの 富め…
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