赤いワンピースが黙っているままのクローゼット 蒸して夏夜は 居心地も特段いいわけではない部屋 御伽草子は飽きるほど 自分の目で読んだでしょう 焦がれ先もなくなったころ さらに暑い日の下に 扉が開く 白い帽子は型崩れ間際で保っている よかったまた 辿…
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