おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2019-04-03から1日間の記事一覧

明けの苦情歌

古、囚われの姫には たいてい救いが現れる 片や、この身に起こる苦に 何か降る気配もない 物語は綺麗に進む 扱えない類があるのだろう 苦さえ美しさ孕んで進む 私の錘はどう処理しよう 陽も猛き春あけぼのに 重き身体を上げるのは 毒と苦と動悸と心痛となん…