古、囚われの姫には たいてい救いが現れる 片や、この身に起こる苦に 何か降る気配もない 物語は綺麗に進む 扱えない類があるのだろう 苦さえ美しさ孕んで進む 私の錘はどう処理しよう 陽も猛き春あけぼのに 重き身体を上げるのは 毒と苦と動悸と心痛となん…
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