おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

暦と生きびと

日付へのこだわりが強いわりに

早く過ぎ去れと念じる

己勝手が

治らぬ病より厄介ね

 

また春は陽気に来やがって

人の気も知らないで

 

旧暦のころから生きる者とすれば

もう染みついた癖も抜けず

あしたは駆けるで手一杯

 

水汲み持て

もう知られても知られずも

変わらぬくらい忙し世に

いつの間にやらなったものね