おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

秋の夜は長すぎる

幸せになりたいと

望まないこと自体が罪ならば

僕はもう

一生罪人としての生き方が

確定している

 

逆に

誰も何も言っていないのに

吠えるような恥ずかしい真似は

しないように心掛けている

 

他人を馬鹿だと蔑んでも

自分が賢いと言い聞かせても

勘違いに拍車がかかるだけで

生きるのが下手になっていくだけで

 

そういう人間を笑って

理屈こねて

生きるという行為をしない

そんな奴にだけは

成り下がらないように言い聞かせている