おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

月見のための月を見る

何のことはない

理由が欲しいだけの

浅い人間

 

若さの言い訳も

もうできない齢

身体だけ順調に

過去も今日も弱い

 

菓子を用意して

卓を誂えて

何がしたいの

風情のふの字も知らない癖に

 

今日もなんやかんやで

言い訳つけて

月見のための月を見る