おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

すみだのひと流れ

拾ったどんぐりの

拭って秋

覚束ない足

明日の大丈夫

 

川沿い

昔の歌にはあり

流れはおどろおどろしく

 

期待はずれのプラネタリウム

歌はいらないの

美しさすら

 

ただただ星を

見たかった

 

うまく運ばない彼是を

煮詰めた頭が熱いあつい

 

もう見られない景色があるように

あの人も

私だって

 

すみだの流れに添い添いまた

私も下る

任せずとも

 

踏み歩く草の

息をしたころ

望んだ天へと会えるかしら