のびやかな朝が
年に何度かやってくる
あぁ今までの長い時は
なんと無駄にしていたことかと
愕然とする
けれど
たまの気分良しだから言えることだ
もう体が重くて動けないよ
そんな時分を幾つも耐えてきたでしょ
さわやかな歌が
無神経に聞こえてくる
窓を閉めてTVも消して
閉じてゆくだけの日々に
できるものかな
けれど
不安だけ並べるのが偉いわけじゃないと
自分でやってて分かってる
文句のつけようがないと苛立つし
どちらにも転べないから
中途半端な振る舞いが
何も為せない悔しさが
積もるだけで
残りもしないのさ