栄光の影にも行けなくて
うらやんでいた小人たち
下には下がいることを
影の影もあることを
知らない宴人たち
積みあげた玩具
壊しちゃおっか
左手のキャンディ
振り回してさ
栄光の影にいる人が
嘆くさまを見ながらね
考えていた
この世の酷は
極みなどない
どこまでも
振りあげた拳
行き場なくして
慣れないことはするもんじゃない
残り物のおかず
漁っちゃおうか
どうせだーれも見てないよ
むしゃむしゃ夜中の
ひっそりと宴がはじまるさ
だーれも知らない影影で