おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

夏越咲

よくも今まで生きてきたものね

すぐに詰る喉の重み見て

ねぇ必死で生きてきたものね

誰彼と気づかれなくとも

 

夏越は恙なく済み

恋しがるほどもない熱が

天から天から

降るのです

 

貴女の命を淡く照らすため

 

そうねこれから生きてゆくならね

ひとりぼっちを見られたくはないな

ねぇ必死で縋る姿など

見せてたまるものかと

 

夏越は幾度か繰り返し

いつの間に儀式は閉じる

天なら天なら

知っている

 

貴女の呪文をひとつとなえて

 

夏越の恋しに喉詰り

また生き苦しいというのでしょ

いいのいいのよ

天から天から

いずれ便りも来るものを