おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

なかまはずれのたましいも

もういいや

石ころ蹴飛ばしたいけど

それもないなあ

硬いだけの地面

 

つまんない話がつづいてさ

それにも入れなくって

ふくれた

不機嫌も知られたくないよ

 

なかまはずれの夕惑い

帰るなら今

とどまれば何か

楽しいことが待つ魂を

 

信じてみたい

そっぽ向きたい

 

もういいよ

ひとりかくれんぼ

いつ終わっても

やらなくてもいい

 

あのコは人の中わらってさ

近づきたくなくって

うらめしい

気持ちも知られたくないよ

 

なかまはずれの暗がりを

歩くのは好き

怖いのはいや

明るい光持つ魂に

 

さわってみたい

もう忘れたい

 

ためいきなんて

大人びたものは

覚える機会もなかったもんね

 

なかまはずれのたましいが

いつ報われる

目に留まるかな

 

やたら光ばかり見る世に

ひとつ

あっても

あっても怒られないかな

 

そしたらひとりでも帰れるよ

なかまはずれのたましいも