おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

久し陽の下

陽の下は痛いくらい
きのうの雨がうそみたい
どうしたって乱高下
それなら皆巻きこんじゃうくらいの

うねりが欲しいね
ひとりじゃないなら
良くも悪くも

声の大きい人が去った後は
なんて気が楽で

また焼けちゃう痛いくらい
それがあなたの慕う夏でしょう?
もうひと雨あれば
いよいよの本番

愛されないこと請け合い
用もなくなった祭り
蛻の殻を一度見て
怖いなって思ったんだね

賑わいゆく中にひとり居て
覚えた乱高下