優しい人には出会えたと思うわ
怯えてた都会も
好きな並木見つけて
なんなら暮らしやすいくらいの
ホームシックに苛まれ
病んだ社会に倒れてゆく人が多い中で
こちとら慣れたもんで
まだまだ序の口、行ける気がするし
あとは思い出
あとはこれから
心ささえるのは
闇の中に住んでいた時の
まぎれもなく優しかった貴方です
どれだけ素敵な人に出会えても
暗がりに差した光に勝つものは
三つ子の魂の悪いほう
初めて見たものを親と思うように
よすがになってしまったの
けれど執着だけはしないよう
ずっと胸に持っておきます