おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

箱舟にあぶれた

その者たちは皆が皆

悪だったろうか

 

問うも責めるも恋うも

叶わぬ

古の声を聞きたくなる

 

晴れて晴れて

晴れて償え

然程意味などない空が

一点青に染まっているだけ

 

箱舟が途絶えた

その時が所謂

終わりの始まりだったろうか

 

それにしては早すぎると

こちらの世からは言いたくなる

 

責めて責めて

責めて遣わせ

いつか罪滅ぼしの

歌を完成させるまで