おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

眠りつくときには

髪も乾かさんとウトウトする子

まるで道化と見とれるよ

昼間の喧騒も気まずさも

飛んでいくわけでなし

だけと少し薄まって

 

いつか愛されますように

弱い体が治ることなくても

少しく強く生きられますように

あとはもういいの

 

揺り起こして髪乾かして

なぞればあの人に似た毛色

よかった見守る目があるわ

いつ消えてもおかしくない命も

ほんの少しずつ延び重ねる

 

surviver's high なんのその

沸きあがる間もなく繋ぐだけ

いつか愛されますように

此方が消えても続いてゆく

 

願うに堕ちて眠りつく