おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

遠き朝焼け

朝焼けより先に見てしまった町

いつになったら虚ろ治ると

問い続けてきたけれど

もしかしたら

もしかしたら

このままかもしれない

 

開け放せば窓は

容赦なく入れる冷や風

いつか夜明け

どこから朝

見極めようとするけれど

もしかしたら

もしかしたら

無駄なことかもしれない

 

そう考えているうちに

果たしてこの命が

意味あるものだろうかなど

また始まった

 

どうしてこの命が

意味ないものだと思うと

苦しくもなるから

 

そうさ意味のないものだと

はじめから決めてかかろう

そういう虚しい歌うたいが

できあがっただけさ

 

朝焼けも偶然

容赦なく入る部屋

もしかしたら

もしかしたら

幸運かもしれない

 

そんな取ってつけた言葉を

1つ添えておけば

許されるでしょうか