おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

石畳

石畳

硬い雨に戦いを挑まれた今日

そんな風にしか見えてない

自分がきつい生き物に思える

 

何だっていいや

どうせ死ぬから

本当にそう?

思い返してみれば

 

中途半端な足掻きに暮れ

誰を乞うこともせずに

救われた救った気になった

傘を捨てればヒーローになれる

 

思い込みも乱暴も

吐きだめて

街に散らせ

 

石畳

どうか優しくあってくれ

ないものねだりも

自分はできないくせに

望みたくす寂しの子

 

石畳

綺麗に洗い流されて

どうか何百年後も

誰か通りすがりの

斜め思いを食らえるようにね

 

自分勝手が過ぎるから

もう帰ろうか

堅い雨に掻き消してもらえ