おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

星の子

急に冷えたね

追いつかないんだろ

グラつく頭で

なんとか微笑んでるに違いない

 

愛とか恋とか

歌ってる場合じゃない

この星に君がまだ

いるうちに

 

自分の体くらい

自分で支えられるよって

君が言えば言うほど

抱きしめたくなるんだよ

 

葉が散るまでに

もう少しばかり猶予はあって

だから油断したんだろ

ちゃんと着込んでおやすみ

 

時とか場所とか

言ってる場合じゃない

尻込みするたび

遠ざかる星の子

 

自分の体くらい

自分でわかってるよって

君が強がっても

抱きしめていたいんだよ

 

勝手な思いをぶつけて

泣かせたって

離れるわけにはいかない

星の子

 

自分の体くらい

自分で支えられるよって

君が言えば言うほど

抱きしめたくなるんだよ

 

その手が冷えたら

ちゃんと握っていたいんだ

恥ずかしいこと

恥ずかしげもなく

歌う奴だって笑って

 

冷えゆく季節に

君が立ち向かう時は

必ずそばにいると決めた

 

自分の体くらい

自分で支えられるよって

君が言えば言うほど

抱きしめたくなるんだよ