おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

朝の唱え

起き抜けの

道惑い

誰かが指した気がしたから

虚ろに

付き従って

また落ちる

現実

 

遠ざかるもの遠ざかれ

何度唱えても

身に落ちない

 

思ってもないことは

口にするもんじゃないな

 

何時ぶりの

紅をさし

導かれてる気がしたから

似合わぬこと

望まぬこと

構わず繕うよ

 

去るものは追わぬことにする

何度唱えても

身に染みない

 

嫌に先立つ

すべき論は

縋るもんじゃないな