おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

遠い神、心の真中

水が合わないと言うが

この世の地が風が合わぬのか

 

何に追われるでもなく

臥せた身の惨め

 

遠くなればなるほどに

見えぬ神は形作られ

いつしか心の真中に棲む

 

夢の中では悟っているが

醒めた途端の不確かさ

 

言うことを聞かぬ体

保てぬ心の惨め

 

唱えれば唱えるほどに

ただの音の端 神への伝え

いつしか心の真中つぶれる