おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

海町風待ち

海を見ていたころ 私は幼かった 逃げ場として見る青は とても遠かった 風の振り向きざま 友になれた気がした ほら私も行く瀬なし どうせ放られる 家に帰るころは 息をのんだ 皆が言うあたたかさは どこにあるんだろ 息をつまらせても 無理に繕っても この世…