おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2022-12-20から1日間の記事一覧

月を見ていた君

浪漫の欠片もない町で じっと月を見ていた君 図書室で借りた小説には そんな顔にさせることが書いてあったの? 最後のバスさえ見過ごして ずっと君を見ていた僕 グラウンドに返りの夕日 海から来る風の匂いもしたこと 言えなかった 言えなかった 気持ちはこ…