舌にのこる あまじょっぱい夏まつり もう背だけ向けた 消えどきの花火 引いてもらえなかった手が そのまま一生手持ち無沙汰 人の群れに 逆流しての己迷子 かきみだされてゆく そちらにそのつもりのないことが またさみしくなる 夏の行 髪につたう 浴びた水の…
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