おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

2019-11-11から1日間の記事一覧

ベルの持つ色

ベッドの脇に詰まれた本が いつか助けてくれるから 日に煤けて傷まぬように それだけ気をつけていて 5時のベルが鳴れば人は 家路とやらに就くらしい それはそれは 嘆かわしい なんて耽美なことでしょう 街の営みにはぐれて 何でもない飯を炊く 自分を満たす…