おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

能力者

同じ地平には生きていないの

誰も気づかぬことだから

ぐっと堪えて いつかを信じた

裏切られて 悟ってしまった

 

間違いであり、時には病であり

それがどうした

 

痛み苦しみの捉え方ほど自由なものは無いわ

あなたが1番楽な方法でいい

だって喜びならまだしも

負の代物(モノ)を

耐え抜き 腹に落として 生き延びるためなら

 

あなたは能力者

ほかの人とは違うの

明らかに違うの

 

交わらない

伝わらない

それで当たり前よ

嘆かずとも

 

あなたは能力者

尊く 眩い

 

同じ地平に見えるのだけど

誰も気づけぬほど微かに

歪みのような空間を生きる

揺り起こされて 目覚めてしまった

 

馴染まぬ魂

病だ、間違いだ

それがどうした

 

感じて 愚かな者の叫びを

耐えきれるはずも無いわ

世は平等だと戯れ言鳴らす

見てる阿呆に分かるものか

 

あなたは能力者

ほかの人とは違うの

明らかに違うの

 

交わらない

伝わらない

それで当たり前よ

嘆かずとも

 

海の向こうの とある村では

聴こえる者を神と呼ぶらしい

1つの例え話だけどね

いいのよ

好きに取って

好きに存在して

 

あなたは能力者

ほかの人とは違うの

明らかに違うの

 

交わらない

伝わらない

それで当たり前よ

嘆かずとも

 

あなたは能力者

尊く 眩い