おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

通りひとり

およそ世間一般の人が送る生活とは

違うのだと自覚してきて

かといって格好つくわけでなく

ただ惨めで浅ましいのだから

 

どう取り繕っても

喉の奥が苦しくなるだけさ

 

考えすぎると

いつもの

生まれてすみません、に行き着くから

 

やめておこう

そしてまたうやむやの

ひとりあるき

 

目黒通りに

来なきゃよかった

わざわざあてられに

来なきゃよかった

 

凛とした人と

澄んだ空気を

両立されたら

立つ瀬もないぜ