おとのは ことのは

詩と曲を書いています。

雪待ちになる前に

時世にそぐわず

便りとどくのは

いつになるだろうか

 

夢途絶え

子を残し

愛伝えに事欠いて

すっと消えた者の

多いこと知っている

 

どうかどうか

どうか

雪待ちになる前に

 

世の理を曲げてでも

とどけることできぬだろうか

 

散々に傷つけてきた人に対し

ただの未練に

いま縋っている